第84回八丈島民大学講座  東京都立大学共催

土の力と海の技

 
84回八丈島民大学講座「土の力と海の技」は、
東京都立大学との共催で、82526日に行われました。
会場の八丈町商工会研修室に来られない方のために都立大のご協力で、
Zoomを使ったオンラインでの受講も可能でした。

日目 2023年8月25日(金)午後7時30分〜9時

かけがえのない土壌がもつ生命をはぐくむ力

都市環境学部 地理環境学科 
川東正幸 教授 (環境・土壌学・食料生産)









第1日目      会場受講者の声から……

「土壌について勉強になりました。特に粘土鉱物の「不良品」はとてもおもしろく拝聴しました。作物を育てる土の中には、こうした「世界」が広がっているのだと知ると土のあつかい方も変わってきます。わかりやすくお話ししてくださり、有難うございました。」「土がなくなるスピードや地球上の穀物生産の分布について興味深かった。」「資料に沿ってわかるような説明をしてくださり、興味をもって話を聞くことができてよかったです。地球の食料はもう限度に近いという話はショックでした。」

   受講者 100人(会場 46人・オンライン 54人)

 
  

 
日目 8月26日(土)午後7時30分〜9時

縄文時代に八丈島へ渡った人々の知恵と技術

山田昌久 名誉教授 (考古学・生活技術史)










2日目     会場受講者の声から……

「縄文人が丸木舟を作った方法で再現していくことによって理解を深めているのはすごいと思いました。」「丸木舟をつくること、縄文文化のつながり、それぞれ生活の文化を聞けて面白かったです。」「わかりやすい資料・研究結果で、縄文人・縄文文化のことがとてもよくわかりました。また、島しょ部が貴重な資源の産地であり、「縄文文化・南方文化の交差点」に八丈島がなっていたことも、とてもおもしろいと思いました。」

 受講者 110人(会場 51人・オンライン 59人)


そのほか、「コロナでしばらく来られなかったのですが、島にいながら最先端の研究・学術発表に触れられる機会があることが、とても貴重だと思います。」「いつも興味関心のテーマをわかりやすく深める講座を企画してくださり、ありがとうございます。」「自分1人では学びにくい分野ついて講座を設けて頂きありがとうございます。とても勉強になりました。」といった意見が寄せられました。      

2日目の講座の配付資料がダウンロードできます。
縄文時代人の八丈島への丸木(PDF 70ページ 21,134KB)

 主催 八丈島文化協会  後援 八丈町教育委員会