弁護士が身近に 第85回八丈島民大学講座
八丈町中之郷出身の斎藤北写弁護士(新宿法律事務所)による第85回八丈島民大学講座「弁護士がつなぐあなたと法律」が3月19日(火)と20日(水・祝)、商工会研修室で行われました。
19日は午後7時30分から「弁護士の役割と身近な法律問題―損害賠償など」がテーマ。法律相談にはいくつもの窓口があり、裁判までには調停・審判などの段階があること、契約書の作成など事前準備が重要なことなど学びました。受講者からは「弁護士になるにはたいへんなこと、困りごとの解決には法律の知識が重要なことがよくわかった。弁護士の男女比が気になった。」といった声が聞かれました。
20日は午前10時開演。「家族の法律問題―相続と遺言、成年後見制度など」をテーマに、「均分相続」、「相続人と法定相続分」、「遺言の大切さ」などについて学びました。成年後見人制度についても触れ、受講者からは「制度がよくわかった。」「八丈町には公正証書を作成するところがないせいか遺言書を残すという人が少ない。残された人は遺言書があった方が良い様な気がします。」「島の出身の弁護士さん。本当にうれしい。どんどん島に来て仕事をしてほしい。」という声が寄せられました。
(受講者:2日間で延べ67人)
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